これは、私が生きた証を残すために始めたもの。

誰かが読む日が来るのかは分からない。

ただ赤裸々に自分に起きたこと、その日感じたことを書き記して、残しておきたい。今日から毎日書く。

書き始めたのには理由がある。死を意識し始めたから。こんなこと身近な人に知られたらものすごく悲しい思いをさせると思う。怒り出す人もいるかもしれない。でも、今の私は死にたくて仕方がない。

理由は、昨年4月から発症した"吃音症"という病気に苦しめられて、これまで当たり前にできていたことが全て不安を伴うものに変わったこと。

仕事もままならなくなって、先月頭から病気休暇を取得している。

吃音症とは言葉が円滑に話せない、スムーズに言葉が出てこないこと。「発語時に言葉が連続して発せられる(連発)」、「瞬間あるいは一時的に無音状態が続く(難発)」「語頭を伸ばして発音してしまう(延発)」などの症状を示す(wiki参照)。

今の症状としては、ほとんどが難発。対面でも起こりうるけれど、電話が1番起こりやすい。

 

電話をかける際、相手の名前がどうしても呼び出せない。名前以外にも、伝えないといけない内容(時間、固有名詞等、他のものに言い換えのきかないもの)が一切発することができない。

 

先日は、ホテルの予約のキャンセルの電話をかけた際、「キャンセル」のキャが出てこず、あの、あの、やっぱり、、と言って相手方からキャンセルの言葉を引き出す始末だった。

 

コンビニすら苦手になった。paypayで支払いがしたいけれど、"ペ"が出ないので、画面を差し出してこ、これでとお願いしている。フライヤーのチキンは大好きだったけれど、言うことができないので買うことはなくなった。

 

月一欠かさず行っていた美容院も、まつ毛サロンも怖い。お名前は?と聞かれて名前が言えない時がある。そんな時は予約完了の画面を見せて時間を稼ぐ。なんとか上の名前が言えても、下の名前は?と問いかけられるとその瞬間、心臓がバクバクする。どうにかすごく吃りながら言うのだけれど。

10回くらい連発しながら。

 

どうしたんだろう。私は大人になってから発症した。多くは幼児期に発症するものらしいが、私は25歳で初めて発症した。

だからまだ戸惑うし、受け入れる勇気もない。

 

仕事は休んで、仕事上での吃音の不安感は消えたが、根本の症状は治らないのでいつまでも休んでいるわけにはいかない。

先生に、お願いして診断書を改めて書いてもらって、来週から復帰予定だ。上手くやれるのだろうか。

 

抱えながら生きていくべきだと、言われるのは当然。なんとかなると。

 

なんとか自分を励まして、出来ること全てやったけれど、やっぱり私は吃音症のままこの先ずっとは生きていけない。

だから、27歳の誕生日に治ってなかったら死のうと思う。ごめんなさい。

 

これは、長い長い遺書。