シルク

 

出来るだけ毎日楽しく過ごそうって言った次の日からもう泣いてて、だめだ

ふとした時に涙が溢れる。こんなに泣いてる私を、愛する人に見せたくない。不安がなくて、馬鹿みたいなことで笑っていた頃の自分が恋しい。

 

 

甘えたいわけでも助けてほしいわけでもないけれど、涙が溢れてしまうし、全てに対して悲観的になってしまう。考えもまとまらないし、悲しい気持ちでいっぱいになってしまう。本来の自分はこうじゃないのに。どんどん壊れていく。大切に思ってくれる人のことも傷つけてしまう。だからもういっそ消えたいと思う。何度ももがいたけれど、前を向こうとしたけれど、割り切ろうとしたけれど、もう疲れたんだ。

 

明日から、職場に復帰しなければいけない。普通に話せない私に出来ることは限られる。申し訳なく思うし、また、電話をかける前に安定剤を飲んで、試して、上手くいかなくて死にたくなる日が繰り返される。

 

でもどうせ心は壊れているから、もうこのままどんどん壊れていったらいい。回復を待って家に閉じこもっているなら、社会に出て絶望しながらでも少しくらいは誰かの役に立ってる方がいい。

 

だから行く。こんな考えでは復帰してはいけないんだろうけど、ただただ待つことの方が苦しいから。

投げやりになってるのは自分でも分かってる。でもうどうでもよくなるほど、自分を大切にすることさえ疲れたんだ。